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ニトウコラム

資産運用

新NISA成長投資枠、迷ったらこの銘柄!高・好配当株7選!

新NISA成長投資枠、迷ったらこの銘柄!高・好配当株7選!

2014年からはじまったNISA(ニーサ)が最近、熱いです。NISAとは、「少額投資非課税制度」の愛称で、株式や投資信託への投資で得られる配当金や分配金、売却益に対する税金が非課税となる制度をいいます。
この制度が来年、バージョンアップします。そしてこれを機会に株式投資を始めたい方も多いのではないでしょうか。今回は、そのような方におすすめの銘柄を厳選して紹介していきます。
新しいNISAの概要なども詳しく説明していますので、熟読してみてください。

2024年からはじまる「新NISA」とは

NISAは2014年から個別株や投資信託を購入することを対象とする「一般NISA」と2018年から投資信託を積立運用する「つみたてNISA」が創設されました。創設以来、徐々に口座開設数は増加してきましたが、2020年頃より、若年層を中心に認知度が高まり、口座開設数がさらに増加してきました。

人気が出てきた一方、一般NISAとつみたてNISAが併用できないことや、年間の投資限度額が、さほど高くないことが課題となっていたのですが、その2点を改善した新NISAが2024年から創設されることとなったのです。

新NISAの概要

新NISAの投資限度額などの概要を紹介します。

【2024年以降に始まる新NISA】

  つみたて投資枠 成長投資枠
口座開設期間 恒久化 恒久化
対象年齢 18歳以上 18歳以上
非課税保有限度額
(生涯で利用できる額)
1,800万円  
1,800万円の内1,200万円
年間投資枠 120万円 240万円
非課税保有期間 無期限 無期限
投資対象商品 長期・積立・分散投資に適した金融機関が指定する投資信託 上場株式
  ETF
REIT
公募株式投信
現行制度との関係 2023年までの制度を利用している商品は、その制度の仕組みが適用されて、2024年以降制度と別枠で継続※2023年までの制度から2024年制度へのロールオーバーは不可

年齢別のNISAへの取り組み方

新NISAでは従来の一般NISAは「成長投資枠」に、つみたてNISAは「つみたて投資枠」に名称を変えて併用できるようになります。

従来のNISA口座の年代別口座開設数

従来の併用不可である一般NISAとつみたてNISAの年代別口座開設数をみてみましょう。

年代 一般NISA(万口座) つみたてNISA(万口座) 合計(万口座)
10代 3 2 5
20代 32 130 162
30代 80 187 267
40代 114 144 258
50代 128 81 209
60代 130 24 154
70代 141 7 147
80代 86 2 88
合計 714 576 1290

引用:日本証券業協会NISA口座開設・利用状況調査結果2023年6月30日現在
nisaall.pdf (jsda.or.jp)

統計の結果からわかるように、30~50代のNISA口座開設数は各200万口座以上あります。ただ口座数は200万口座に満たないものの、20代は総人口に対しての口座開設数は多いと考えられ、NISAへの熱が高い世代といえます。

そして、特筆すべきなのが、40代を境に一般NISAとつみたてNISAの選択傾向がはっきり分かれるということです。若年層は圧倒的につみたてNISAを選択する場合が多く、20代は約80%、30代は70%がつみたてNISAを選択しています。そして、中年層以上は一般NISAの選択割合が多く、50代の61%、60代の84%、70代の96%、80代の98%が一般NISAを選んでいるのです。これは、労働収入の額によるものではないかと推測されます。

若年層の今後のNISAへの取り組み

若年層は、中年層以上と比較して収入が少ないのが主な要因となって、つみたてNISAを選択する方が多いと思われます。そして、社会人経験が少なめであることから個別株の選び方がわからないということも理由の一つとしてあげられるでしょう。ただ、つみたてNISAを経験することで投資への抵抗が少なくなっており、まとまった資金があれば個別株にも挑戦したい方がいることも事実です。今後、若年層のつみたてNISA経験者が2024年からの成長投資枠NISAへ参入することが十分考えられます。

初めて個別株投資をおこなう方におすすめしたい株

2024年から新NISAが始まることで、これまで、つみたてNISAを選択していた方々も成長投資枠NISAを利用して個別株投資をおこなう方が増えると予想されます。ただ、つみたてNISAをおこなう若年層は米国株で運用する投資信託を選択している場合が多く、そして、社会人経験も少ないことより、日本の個別株はどの銘柄へ投資したらよいのかわからないのではないでしょうか。

高・好配当株がおすすめ

個別株へ投資してみたいが、どのような銘柄を選択していいのかわからない場合、おすすめしたいのが高・好配当株です。現在、銀行等金融機関の預金は歴史的低水準であり、高い配当利回りの個別株への投資が人気を集めています。年に1度か2度の配当金を得られるほか、高配当株は人気化しているため、株価が下がってくると配当利回りが上がるので、大きく下がる前に買いが入り、大きな値崩れを起こしにくい環境となっています。

高・好配当株おすすめ7選

ここで、数ある高・好配当株の中で厳選したおすすめの7銘柄を紹介していきたいと思います。そしてその7銘柄は、人気のある高・好配当株投信の組み入れ銘柄の中で複数の投信で組み入れ上位となっている銘柄の中から選んでみます。

人気の高・好配当株投信の上位組み入れ銘柄

おすすめの銘柄を選択するため、人気の高・好配当株投信の上位組み入れ銘柄を確認していきます。

【三菱UFJ 日経平均高配当利回りファンド】

銘柄 組み入れ比率(%)
川崎汽船 7.8
三菱UFJフィナンシャルグループ 6.3
三井住友フィナンシャルグループ 6.2
商船三井 6.2
みずほフィナンシャルグループ 5.9
日本製鉄 5.8
ソフトバンク 5.5
日本郵政 5.5
日本たばこ産業 5.3
武田薬品工業 5.0

※2023年9月29日現在

三菱UFJ 日経平均高配当利回りファンドより
https://www.am.mufg.jp/pdf/geppou/253439/253439_202309.pdf

【野村アセットマネジメント 日本好配当株投信】

銘柄 組み入れ比率(%)
三菱UFJフィナンシャルグループ 3.3
本田技研工業 3.3
トヨタ自動車 3.0
日本電信電話 2.8
東京海上ホールディングス 2.6
オリックス 2.6
大和ハウス工業 2.5
三井物産 2.2
アステラス製薬 2.2
デンソー 2.1

※2023年9月29日現在

引用:野村アセットマネジメント 日本好配当株投信
https://www.nomura-am.co.jp/fund/monthly1/M1140339.pdf

【新光 日本インカム株式ファンド】

銘柄 組み入れ比率(%)
東京海上ホールディングス 4.4
豊田通商 4.4
伊藤忠商事 4.2
本田技研工業 4.2
日本電信電話 3.8
オリックス 3.7
三井化学 3.4
マクニカホールディングス 3.3
ニチアス 3.2
メイテック 3.1

※2023年9月29日現在
新光日本インカム株式ファンドよりhttps://www.am-one.co.jp/fund/pdf/118231/118231_mr.pdf

【ダイワ 日本好配当株ファンド】

銘柄 組み入れ比率(%)
トヨタ自動車 5.3
三菱UFJフィナンシャルグループ 5.1
東京海上ホールディングス 4.0
日本電信電話 3.4
三菱商事 3.4
日立 3.1
小松製作所 2.9
三井住友フィナンシャルグループ 2.9
TOPIX先物0512月 2.2
ダイワボウHD 2.2

※2023年9月29日現在ダイワ日本好配当株ファンドよりhttps://www.daiwa-am.co.jp/funds/doc_open/fund_doc_open.php?code=4709&type=6&preview=on

おすすめ銘柄⓵三菱UFJフィナンシャルグループ

国内最大の民間金融グループで銀行、信託銀行、証券、カード、リース等さまざまな金融サービスを手掛けています。

株価 配当金(年間) 配当利回り 100株購入金額 対100株配当金
1,240円 41円 約3.3% 124,000円 4,100円(税引前)

※株価など各数値は2023年10月17日終値現在 配当金は2023年10月17日現在の会社予想

おすすめ銘柄②東京海上ホールディングス

東京海上日動が主体で大手損保の中でも首位クラスです。欧米を柱に海外保険事業のM&Aを行い、急拡大しています。生保も手掛けています。

株価 配当金(年間) 配当利回り 100株購入金額 対100株配当金
3,240円 121円 約3.7% 324,000円 12,100円(税引前)

※株価など各数値は2023年10月17日終値現在 配当金は2023年10月17日現在の会社予想

おすすめ銘柄③トヨタ自動車

四輪車で販売台数世界首位で、国内シェアは3割超ある企業です。日野自動車とダイハツを傘下に持ち、SUBARU、マツダ、スズキと提携しています。

株価 配当金(年間) 配当利回り 100株購入金額 対100株配当金
2,681円 60円(前期) 約2.2% 268,100円 6,000円(税引前)

※株価など各数値は2023年10月17日終値現在 

おすすめ銘柄④三井住友フィナンシャルグループ

三大金融グループの一角で、三井住友銀行、三井住友信託銀行、SMBC日興証券のほか、クレジットカードや消費者金融など、さまざまな金融サービスを提供する会社です。

株価 配当金(年間) 配当利回り 100株購入金額 対100株配当金
7,307円 250円 約3.4% 730,700円 25,000円(税引前)

※株価など各数値は2023年10月17日終値現在 配当金は2023年10月17日現在の会社予想

おすすめ銘柄⑤日本電信電話

NTTグループ持ち株会社で、主力はNTTドコモとなります。海外企業との提携に注力しています。

株価 配当金 配当利回り 100株購入金額 対100株配当金
173.4円 5円 約2.9% 17,340円 500円(税引前)

※株価など各数値は2023年10月17日終値現在 配当金は2023年10月17日現在の会社予想

おすすめ銘柄⑥オリックス

リースを中心に生命保険、不動産など多角化を図り、海外にも積極的に進出しています。エネルギーや空港運営など事業投資もおこなっています。

株価 配当金(年間) 配当利回り 100株購入金額 対100株配当金
2,720円 94円 約3.5% 272,000円 9,400円(税引前)

※株価など各数値は2023年10月17日終値現在 配当金は2023年10月17日現在の会社予想

おすすめ銘柄⑦本田技研工業

二輪車販売台数世界首位で、四輪車では7位の自動車、二輪車メーカーです。北米が主な収入源で、環境対応に強化しており、2040年までに脱エンジンを目標としています。

株価 配当金(年間) 配当利回り 100株購入金額 対100株配当金
1,683円 50円 約3.0% 168,300円 5,000円(税引前)

※株価など各数値は2023年10月17日終値現在 配当金は2023年10月17日現在の会社予想

まとめ

今回は、2024年から始まる新NISAの成長投資枠を利用する場合、投資銘柄に迷われる方におすすめしたい高・好配当株を紹介してきました。現在、若年層を中心につみたてNISAの利用が急増しています。
そのような層が来年から成長投資枠も併用できるようになります。しかし、個別株に投資したことがない場合、どんな銘柄に投資していいのかわからないと思います。
今回、紹介した銘柄は誰もが知っている企業で、かつ、配当利回りが高いので投資しやすいと思われます。これを読んで個別株にも関心を持ってもらえたら、嬉しいです。

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