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不動産投資が生命保険の代わりになる理由とは

2019年9月25日専門知識編

老後の生活資金づくりに最適だと言われるのが、不動産投資です。
安定した将来設計ができる、節税効果も期待できる、そしてなにより比較的低いリスクで投資が行えるなど、様々なメリットもあげられますが、その中に不動産投資は生命保険の代わりになるといったものも聞かれます。

なぜ不動産投資が生命保険の代わりとなるのか、ここではその仕組みをご説明いたしましょう。

不動産への投資をする際は、金融機関から住宅ローンとして融資を受けるのがセオリーですが、銀行系などではその条件として、団体信用生命保険への加入が義務となっています。
この団体信用生命保険への加入が、不動産投資が生命保険の代わりになるといわれるカギになるのです。

団体信用生命保険とは

団体信用生命保険

団体信用生命保険は、住宅ローンの契約者が返済中に高度障害状態になってしまったり、亡くなってしまったりした時に、融資金の残額を保険金で相殺する、住宅ローン専用の保険です。
略して「団信」と呼ばれています。
住宅ローンは10年、20年と長期間にわたって返済していく性質のものなので、その間に健康上の問題が起きたり、場合によっては死亡してしまうことも、十分考えられます。
こうした場合、もし収入のほとんどをローン契約者が担っていたなら、高度障害状態で働けなくなってしまった契約者本人や、残された家族には借金の返済義務が大きくのしかかってしまうでしょう。

団信は、加入しているローン契約者になにかあっても、契約者本人や残された家族が返済で経済的に困窮しないようにするもので、融資を受けた残りの借金は保険会社が肩代わりします。
つまり団信に加入していれば、働けなくなったり亡くなったりしたとしても、無借金の状態で、なおかつ家賃収入が得られる不動産が手元に残るということになるのです。

団体信用生命保険で保険料の節約ができる?

会社員の方などが生命保険に加入すると、保険料は給与から支払うことになりますが、銀行系の住宅ローンなどでは、団信の保険料はローンの支払額に含まれる形になっています。
ローンの返済は家賃収入で賄うことが多いかと思いますが、団信の保険料は毎月の住宅ローンに含まれているので、あまり保険料を支払っている実感は湧かないかもしれません。

特約付きの団体信用生命保険もある

特約付きの団体信用生命保険

また、団信でも一般的な生命保険と同じように、基本保障に特約をプラスして、保障範囲を広げることができます。
なにが起こるかわからない昨今、高度障害状態になっていないとはいえ、様々な健康上の理由で働くことができなくなり、収入が途絶えたり、大きく減少してしまうことも考えられます。
このような状態に陥った場合、団信に入ってはいたものの高度障害状態と認められなければ、多額のローンの返済に苦しむことも想定されます。
そのような時のため、団体信用生命保険にも保障範囲を広げることができる、特約があります。
ただし、特約を付けて保障を広げれば、特約料がかかることにもなります。

・がん特約

がん特約付団体信用生命保険は、ローン契約者が死亡あるいは高度障害状態になったときに加えて、がんと診断され、所定の保険金支払い事由に該当すると判断された場合、残された住宅ローンが完済される仕組みです。

・3大疾病特約(がん・心筋梗塞・脳卒中)

3大疾病特約付団体信用生命保険は、ローン契約者が死亡あるいは高度障害状態になったときに加え、3大疾病(がん、心筋梗塞、脳卒中)と診断され、所定の保険金支払い事由に該当すると判断された場合、ローン残高相当額の保険金が支払われて、住宅ローンの残額がゼロになる仕組みです。

・8大疾病特約

8大疾病特約付団体信用生命保険は、ローン契約者が死亡あるいは高度障害状態になったときに加えて、8大疾病と診断され、所定の保険金支払い事由に該当すると判断された場合に、ローン残高相当額の保険金が支払われて、住宅ローン残額がゼロになる仕組みです。
8大疾病というのは、がん、心筋梗塞、脳卒中の3大疾病特約に加え、糖尿病、高血圧性疾患、肝硬変、慢性膵炎、慢性腎臓病という5つの疾患を指しています。

金融機関によって違いはありますが、特約を付けた場合の金利の上乗せは、年0.25%から0.3%程度のものが多いようです。
また、支払い条件の「疾病に対する所定の保険金支払い事由」に該当する状態は、商品や金融機関によって除外項目などに違いがありますから、事前にしっかり約款などを確認して、納得してから加入しましょう。

特約へ途中加入はできない

ほぼ全ての金融機関で、団体信用生命保険の特約は、加入時(住宅ローンの借入時)にのみできると定められています。
とりあえず団信に入っておいて、後から追加で特約を付けるということができないので、注意が必要です。

生命保険の代わりになるといわれる不動産投資ですが、それも団体信用生命保険への加入があればこそ。
また、団体信用生命保険を利用することで、生命保険を解約したという投資家もいるようです。
一般的な生命保険は、その時々のライフスタイルに合わせて見直すことがあると思いますが、不動産投資をはじめる時というのは、その絶好のタイミングともいえるでしょう。

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