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ニトウブログ
大塚女子アパートメントハウス
2019年6月6日専門知識編
こんにちは
NITOH株式会社業務部S.Kです。
皆さんは大塚女子アパートメントハウスをご存知でしょうか?
1930年の6月に大塚女子アパートメントハウスで居住者の入居が始まりました。
この建物は財団法人同潤会が大正時代末期から昭和時代初期にかけて東京・横浜の各地に建設した集合住宅の1つにあたります。
地上5階、地下1階のRC造の建物は当時としてはモダンな造りでした。
女性専用というコンセプトも当時としては珍しいものだったようです。
『東京・横浜復興建築図集』建築学会編.丸善発行(1931年) より転載
建物内には店舗もあり、居住者専用の部屋ではピアノやミシンが無料で使用することが出来ました。
当時の地価や家賃相場からすると高額だったにもかかわらず総戸数158戸の部屋は募集を開始するとすぐに満室になりました。
物件のオリジナリティが集客に繋がることは弊社としても当然意識するところです。
住まいのコンセプトや設備の豪華さはいつの時代も話題性がありますね。
ちなみに跡地には図書館流通センター本社ビルが建てられています。
図書館流通センターホームページより転載
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