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ニトウブログ
「勤労感謝の日」その起源は日本神話にあり!
本日11月23日は国民の休日『勤労感謝の日』です。
勤労感謝の日とは「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝し合う日」とされています。
この日は「働いている方に感謝の気持ちを伝える日」と広く認識されていると思いますが、なぜ23日なのでしょうか。
実は、11月23日は最初から勤労感謝の日ではなく、もともとは「新嘗祭」(にいなめさい)というお祭りとされていたそうです。
新嘗祭とは、皇居内にある神嘉殿で行われ、そこで天皇が、夕暮れ時と明け方の2回、その年に収穫された新穀(特に稲)で作られた食事を天照大神(あまてらすおおかみ)【天皇の先祖】と天神地祇(てんじちぎ)【すべての神々】にお供えし、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を感謝するとともに、天皇自らが神様と一緒に食事をして神様をもてなし、「供食」の儀式になり、宮中だけでなく、日本全国の神社でも行われます。その歴史はとても古く、稲作が始まった弥生時代には、新嘗祭が始まったと考えられます。
この儀式は、平成25年の12月23日、天皇誕生日(今上天皇)に初めて新嘗祭の様子が映像で公開されました。天皇陛下は、夕方から深夜まで続く儀式の中、暖房もなく冷え切った神嘉殿で重い装束を身に着けたまま、長時間の正座をしなくてはならない過酷な儀式を続けました。
さて、なぜ新嘗祭から勤労感謝の日に違う祭日の名前に変わったのでしょうか。
これには歴史的な背景があります。
1945年、日本が戦争に負けたあと、日本国内ではGHQによる日本弱体化政策が始まりました。GHQ占領下のもと、国家神道の色が濃い新嘗祭という名前の祭日を排除し、違う名前の祝日にするよう提案があったそうです。
そこで制定されたのが現在の勤労感謝の日。この経緯により、新嘗祭は徐々に影を潜め始めたそうです。
冒頭の「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝し合う日」を考えると、新型コロナウイルスにより、職を失った方や、モノを作る生産を抑えている企業や、飲食店や宿泊施設などのサービス業は提供することをSTOPしていたりする中、働けることに感謝しなければならない日と感じました。
普段何気なく働いていても、思いもよらない事態で職を失うこともあります。
また、定年退職してからいつまでも健康でいられる保障はどこにもありません。
日本人の平均寿命が延びていることはご存じでしょうが、健康寿命はご存知でしょうか。
健康寿命とは、日常生活を制限されることなく健康的に生活を送れることの期間のことを言います。日常生活の制限とは、介護や介助、病気にならずに自立して元気に過ごすことができない状態のことです。
この健康状態の差が年々拡がってきているのです。
厚生労働省の「平成28年簡易生命表」と、「第11回健康日本21推進専門委員会」により算出したデータによると、男性の平均寿命80.98歳に対して健康寿命は72.14歳、その差は8.84歳です。要するに介護や介助が8.84年間も必要だということです。
女性は12.35歳ですから、もっと長い期間の何かしらの介護や介助が必要になります。
それには必ず費用が発生するのですが、公的年金だけではカバーできない老後生活資金に、私たちは老後不安を少しでも解消できればと思い、都心のマンション運用をお勧めいたします。
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