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ニトウブログ
「としまえん」94年の歴史に幕から再認識する不動産は場所!
こんにちは!
1926年(大正15年)に営業を始めた東京都練馬区の遊園地「としまえん」が、本日8月31日、94年の歴史に幕を閉じます。回転木馬や流れるプールなどが愛されていました。
閉園後は東京都が防災機能を備えた公園を整備するほか、人気映画「ハリーポッター」のテーマパークを建設する計画も進んでいます。
最後の日曜日の昨日30日は、早朝からマスク姿の親子らが集まり、開園後は笑顔で記念撮影していたようです。
出典:としまえん公式サイト
http://www.toshimaen.co.jp/atraction/ride/carouseleldorado.html
1971年(昭和46年)に導入された「としまえん」を代表する乗り物である回転木馬は「カルーセルエルドラド」と言い、カルーセルとは英語で「メリーゴーランド」エルドラドはスペイン語で「黄金郷」の意味だそうです。
この回転木馬は、ドイツで何と100年以上前に製造されたもので、世界的に貴重な文化遺産として2010年8月7日付けで、日本機械学会に「機械遺産」に認定された現存する遊戯機械としては日本最古、世界的にも最古級の希少価値が高い乗り物なのです。
出典:としまえん公式サイト
http://www.toshimaen.co.jp/guide/kikaiisan.html
「ギッ、ギギッ」と独特の音を響かせながら回転を始めるメリーゴーランドは、24体の木馬、ゴンドラ、馬車などの全てが手彫りで、馬の表情や髪形もそれぞれ異なり、細部まで趣向を凝らした作りとは驚きました。近代化した今は、ほとんどのモノが機械で作られますから全部が同じですが、「としまえん」のメリーゴーランドは、乗り物自体が一つの芸術品だからこそ人気なのだと思います。
出典:としまえん公式サイト
http://www.toshimaen.co.jp/atraction/ride/carouseleldorado.html
第1次大戦を避けて渡った米国で倉庫に眠っていたエルドラドを園が買い取り、71年から49年もの歳月を稼働したメリーゴーランドは、閉園で居場所をなくしますが、解体して倉庫に保管し、別の遊園地などへの移設を検討する方向のようです。
「としまえん」が閉鎖された後、2023年春に「ハリーポッターのスタジオツアー」のテーマパークがオープンする予定は、アメリカの映画会社「ワーナーブラザーズ」と東京都、そしてとしまえんを運営する西武ホールディングスが協議を進め、2020年6月12日に覚書を締結しています。
出典:株式会社 PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000063715.html
7月22日のブログ「横浜にディズニー級のテーマパーク構想」で、テーマパークの誘致に名乗りを挙げているアメリカの映画会社は非公開と書きましたが、どうやら今回のとしまえん閉園後のテーマパーク建設の「ワーナーブラザーズ」のようです。
このコロナ過でも世界的に有名な映画会社が、日本にテーマパーク建設を構想するには、勝算があるからこそだと思います。
その勝算は、94年も経営が継続できたのは、それだけ来場者のある場所であると同時に、可能性が大きな理由なのではないかと思います。
多くの人に来場してもらえるように1927年(昭和2年)に、武蔵野鉄道豊島線(後に西武鉄道と合併)豊島駅として開業しました。これは鉄道を作ることで利便性が向上される可能性です。
94年の長き歳月の中、アトラクションなど姿かたちは変わっても、不動産の場所は絶対に変わりません。私たちが提供している首都圏の単車向けのマンションも同様に、入居者が求める利便性を見極め、その場所自体は変わりませんが、マンションという形に変化し、そこから新たな収益を提供しています。
企業理念である「私たちは幸せと可能性を提供するために存在する」を今後もマンションという形で提供していきます。
営業部:新卒
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